【活性酸素】 からの害がガンを引き起こす
活性酸素とは?
活性酸素と言う言葉は日々聞く言葉だと思いますが、具体的にご存知ですか?
酸素は我々「動物」にとって、なくては生きていけない大切なものです。
酸素が呼吸によって体内に取り入れられると、酸素は呼吸器から血管を経て
体内に、そして酸素を使ってエネルギーを取り出しますが、そのうちの約2%が
活性酸素になるといわれます。
食べ物をエネルギーに変えるときに発生するほか、紫外線や大気汚染によっても
活性酸素が発生しています。
日常の食品中の有害添加物や空気の汚染、殺虫剤、疾病治療で受けるレントゲン、医薬品なども活性酸素の発生源になります。TV・パソコン、携帯電話等の電磁波、強い精神的なストレスを受けたりしたときも、活性酸素は発生すると考えられています。
活性酸素は酸素の分子構造が不安定な状態になり、近くの物質と結びつこうとする状態です。
物質が酸素と結びつくことを酸化といいますが、鉄がさびたり、空気に触れたりんごの切り口が茶色になったりするように、さまざまな「さび」の状態を作るのです。
活性酸素が過剰になると、物質が酸化によってぼろぼろに壊れてしまうのと同じ現象が、体の中でも起こります。
しみやしわなどの様々なトラブルの原因になり、老化の最大の原因であることもわかってきました。
細胞膜やDNAなどが酸化すると、体の機能低下が始まり、多くのヒトは40歳前後から老化現象が目立ち始め、抵抗力が弱くなることにより病気になり、本来遺伝子に組み込まれた年齢よりも早く天寿を失ってしまいます。
現在の研究では、活性酸素は全疾患の90%以上に何らかの形で関っているといわれています。
<化学物質の害> がガンを引き起こす!
よく耳にする事ですが、「未分化のガン」が「がんもどき」と呼ばれます。
生検をして良性と呼ばれるケースも がんもどき です。
ヒドロキシルラジカルはDNAを傷つけます。
(活性酸素 → ヒドロキシルラジカル)
◆ 本物の癌は「DNA が傷付いている癌」です。
「ヒドロキシルラジカル」が大量に発生している人体は
→ 「本物の癌になる可能性」が一番高い体内環境だと言われます。
つまり、
体内に取り込まれて蓄積した「化学物質」 ⇒ 「活性酸素」の大量発生 ⇒
⇒ 「活性酸素(ヒドロキシルラジカル)」による DNA の損傷 ⇒
発癌 ⇒ 癌患者の発生 という流れがあるのです。
◆ これは「がんもどき」などではなく、本物の癌です。
かつて、アメリカは「癌大国」でした。
しかし、今では「癌患者を激減させる」ことに成功し、
「癌大国」を返上しています。
そのアメリカが取った政策は、簡潔には次の通りです。
● 法による「化学物質」の規制を強化
〔「癌の根本原因」を排除する政策 〕
● 肉製品の過剰摂取を諫める
〔「癌の発生・増大・悪性化・転移を促進する原因」を排除する政策 〕
● 全粒穀物・豆類・野菜・果物などの食品をたくさん摂取する
〔「癌を改善する要素(栄養改善・代謝改善・免疫改善・抗酸化など)」
を取り入れる政策 〕
日本も見習ってほしいと思っています。医療費拡大・・・と言う前に
政策で「医療環境」の改善が出来ると思います。
私達の健康を守る政治をしてほしく思います。