フコイダン効果・併用治療【自分で治すがん治療】



フコイダン(英語名:fucoidan)は、硫酸多糖の一種。コンブやワカメ(一部位であるメカブを含む)、 モズクなど褐藻類の粘質物に多く含まれる食物繊維である。(ウイキペディア)

フコイダンはガンに対しての抗がん作用だけではなく、他の多くの病気、疾患に有用な多彩な機能を持っているそうです。
フコイダンの成分の何が有用な効果が出るのかは、答えが見つかっていないそうなのですが、明らかに大学の実験で効果が検証されています。


以下は引用ですが、その効果の種類です。

[ 抗腫瘍・抗がん作用 ]

1) 免疫増強作用 マクロファージ活性化
  IL-12誘導 NK細胞活性化

2) アポトーシス 正常リンパ球には毒性を示さない
  がん細胞には濃度依存的にアポトーシス誘導

3) 血管新生阻害  VEGFのレセプター結合阻止
  VEGFの発現、分泌阻止

4) 転移・浸潤阻止 MMP-2、-9発現、分泌、活性化阻止

5) がん細胞接着阻止 糖鎖接着阻害作用
  (スルファチドーセクレチン結合阻害活性)

6) マウスでのがん増殖阻害・延命効果  マクロファージ活性化




[ 抗ピロリ菌・抗潰瘍作用・胃不快感改善作用 ]
硫酸基がピロリ菌を捕獲、 粘膜保護
抗ピロリ菌、粘膜保護、抗炎症

え~~っ?!ピロリ菌にも効果があるんですか?



[ 抗アレルギー作用・抗炎症作用 ]

1) Th1/Th2 比調節  Th2 抑制(IL-2、-3、-5抑制)、粘液産生細胞抑制、
  好酸球減少 IL4、IgE、抗BSA特異的IgE抑制、ヒスタミン遊離抑制

2) 炎症細胞抑制  アトピー性皮膚炎モデルマウス症状改善


[ 肝機能向上作用 ] HGF産生増強
  GTP、GOT、γ-GTP値改善

[ 抗生活習慣病 ]
  血中コレステロール値・中性脂肪値・血糖値の改善・抗肥満

[ 抗糖尿病作用 ]
  筋肉細胞への糖取り込み促進
  糖尿病モデルマウスでの血糖値上昇抑制

[ 抗ウイルス作用 ]ヘルペス、HIVなど
  HTLV-1感染細胞にアポトーシス誘導、中和抗体価上昇
[ 抗菌作用 ]
  食中毒菌増殖抑制(サルモネラ)

[ 抗酸化作用 ]抗加齢
  活性酸素消去

[ 血液凝固阻止作用 ]抗動脈硬化症
  血液をさらさらにする

[ 美肌作用 ]保湿、しわ、しみ、くすみ
  シワ抑制、コラーゲン酸分解抑制、抗酸化作用
  ヒアルロン酸酸化分解抑制、ヒアルロン酸合成促進
  ヒアルロン酸酸素合成分解作用、ヒスタミン遊離抑制作用
  皮膚の保水性、弾力性維持、創傷治癒促進
  吸湿性、保水性向上
  引用元:「九州大学院 細胞制御工学教室様」